architecture works

title:スカイハーバー邸(自邸)

site:兵庫県神戸市

use:戸建

concept:この自邸は、中井栄次が大学生の時に構想したものであり、建築家を目指すのであれば必ず通る道でもある別荘の設計をしました。しかし、この時に東日本大震災が起きてしまい、構想の転換を求められました。この震災は津波による被害が発生し、高台の所に避難することが求められ、この設計がオマージュとして計画されたとしても過言ではありません。私はその随分前の阪神淡路大震災をも経験しておりその巧みな設計をするためには崖地の敷地の為に構造をも的確に求められ、そしてさらに意匠にも深く熟慮しました。私が敬愛するかの、故フランクロイドライトをもオマージュし、学問として学んだ成果を最大限に活かしすべての力を出し切り設計に取り組みました。空が見え海が見え私達のそれらの震災を乗り越えさらに和むことが出来る有機的建築に成り得たのではないか、と自負しております。また内装は随所に遊び心を採り入れ細やかなデザインを施しました。都会の喧騒から離れた所に芸術的な建築を設計するための意図を積極的に設計すべきはずなのであり、空、海を自然感覚からも伺い知れるような大地に根差し、そしてまたさらに太陽の光を巧みに採り入れ光の投光の加減を調節しました。悲しき出来事が起こった震災であるが、亡くなられた方もいる中でその先にそのある町に生きる糧の栄光を祈りながら、あえてすべての自然から学ぶことが出来たすべての人たちへの栄華を、真摯に祈りながら望外な幸福の努力をすべての人に発揮することが建築家の仕事ではないかと思います。建築家を目指して良かったと思えた、自邸であると思えることが出来た渾身の一作です。